私たちはなぜ、この「食事を通じた採用マッチング」を始めたのか?
「面接室」と「履歴書」だけでは、本当に大切なものが見えない。
これは、私たち自身が採用側として、そして求職者側として長年感じてきたジレンマでした。
人が動くのは、スペックではなく「想い」に触れたときです。
私たち『キャリ飯』は、その「想い」が伝わる、最も人間らしい場――「食卓」から、採用のミスマッチを解消することを目指しました。
ミスマッチ採用が生まれる構造的課題を断ち切るために
私たちはこれまで、様々な企業で採用や組織開発に携わってきました。
そこで何度も目撃したのは、高いコストをかけて採用した人材が、入社後すぐに「思っていたのと違った」と離職してしまう悲劇です。
この原因は、「採用活動が非人間的になっている」ことにあると痛感しました。
形式的な質問、準備された回答、そして短い時間。
これでは、企業側の「創業の熱意」や「事業の泥臭い魅力」は伝わりませんし、求職者側の「本当にやりたいこと」や「素のパーソナリティ」も見抜けません。
結果として、互いのポテンシャルを殺してしまうミスマッチが量産されてしまうのです。
この課題を解決するため、私たちは「ランチ(食事)」という環境に着目しました。
ランチ(食事)の席では、人はリラックスし、自然と笑顔になり、本音が出やすくなります。
社長は飾らない言葉でビジョンを語り、求職者は緊張せずに「なぜ貴社で働きたいのか」という核心を伝えることができるのです。
『キャリ飯』は、単なるランチ会のマッチングではありません。
「ビジョンへの共感」と「人間性の深い理解」を最優先にするためのツールです。
私たちは、このサービスを通じて、コスト高騰とミスマッチに苦しむ日本の採用市場に、真の意味で人と企業が結びつく温かい場を提供し続けます。
私たちの願いはただ一つ。
一食の食事から、採用側の「新たな成長」と求職者側の「豊かなキャリア」が始まることです。
